十二大従星:天恍星
十二大従星:天恍星(てんこうせい)

天恍星(てんこうせい)は少年の星です。7点。
少年とは、中学生や高校生です。ちょうど思春期の時期ですね。この頃の年代は華やかな世界に憧れを抱く時期です。思春期の時代は、大人でもなく子供でもなく、大人と子供の中間のような時代です。子供から大人へと成長する時期ですね。その人の人生観が確立する時代です。
天恍星を持つ人は「華やかな世界」に向いています。また、華やかさを備えています。外面は、華やかで明るいです。しかし内面は、繊細で暗い部分を持っています。内面には様々な悩みや苦しみを持っています。そして繊細で傷つきやすい人が多いのも特徴です。
天恍星の迷いや模索は精神的苦労を伴うものであって、その度合は大きくときには自己嫌悪となり自意識過剰となり、精神不安となります。
これが外部に向けられると、暴力や薬物中毒や非行化の原因となります。内部に向けられれば精神の葛藤やノイローゼとなり、時には自殺行為となって現れます。しかし、この精神的苦労を乗り越えることができれば、社会人として有意義な人物となります。
そのためには、巣立ちや親離れをスムーズにすることです。
天恍星は親離れの時代なのです。生地生家を離れるか、親離れができる者は、その時点で模索や迷いから抜け出し、自分の道を歩みだすようになります。
親を頼って生きるのが子供です。それは子供ですから仕方ありません。一方で、自分の力で生きていくのが大人です。少年・思春期の時代というのは親離れをしないといけません。この時期に親離れができないと、一生大人になりきれない人となります。親離れができない天恍星は、マザコンやファザコン、ニート、引きこもりとなる可能性があります。
- 親離れができる天恍星:大人になれる=運勢は好調
- 親離れができない天恍星:大人になれない=運勢は不調
社会への旅立ちはあらゆる分野を広く知ることになります。知識として考えれば浅く広い習得となります。それだけに手順の良さや要領の良さは天性に備わっていて、短時間に広い知識を習得できる特性が天恍星にはあります。
その代り、深く緻密な勉強は苦手です。思想や理論を深く追求する能力に欠け、博学浅才の徒となります。これは、形にばかりこだわり内容の伴わない人間性となります。
天恍星は、異性に憧れる時代でもあります。天恍星を持っている人は恋をしやすいです。そして異性からも好かれやすいという特徴があります。親離れができていないと、異性問題を起こして人生を失敗しやすくなります。そして、親離れができない天恍星は責任感がなく、無責任な人となります。
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