十二大従星:天印星
十二大従星:天印星(てんいんせい)

天印星(てんいんせい)は赤子の星です。6点。
赤子とは赤ん坊のことです。赤ん坊は意識的に自覚することがないので、無意識の時代です。赤子は現世の最初の出発点であって、白紙のようなもので無心で無垢の状態で、性質は天真爛漫です。
天印星を持つ人は、無心で無欲であることが保身につながります。赤子は無心で無欲です。無心でいることで周りから好かれるようになります。この星を持つ人は、その場の雰囲気を明るくする力を持っているのです。周りを感化する力があります。これは無心・無欲だからであり、下心があるとこの星の良さは出なくなってしまいます。
また、天印星は受け身の星とも言われます。受け身でいる方が良さが出ます。受け身でいる方がいろいろな物事はうまくいきます。天印星のこの「受け身」は十二大従星中最大のものです。
天印星は典型的な「待ち」の星です。受け身でいる方が運勢が上向きます。
さらに、天印星は養子の星とも言われ、養子運がある星です。養子または養子的になりやすい星です。養子運のない人を養子に迎えてしまうとその家は衰退に向かいます。養子運、ですから、実家の跡継ぎには向きません。天印星を持つ人を跡継ぎにしてしまうと、家系に問題が出るようになります。
天印星は現世の星であると同時に無意識の星です。現世の星の中で、無意識を備えているのは天印星だけです。これが天印星の最大の特徴になります。
現実世界を無意識に過ごすということは最大の難事に遭遇しても、その厳しさを感じないものがあり、その難事を素直に受け入れては対処をすることができます。良く言えば冷静であり、悪く言えば鈍感です。
天印星は本人の自覚とは関係なく、周りの人間を感化させる要素を持ち合わせています。この感化を受ける人は運命の変化を招きます。従って、良い感化であれば感謝されますが、悪い感化であれば恨まれることになります。無心の境地で過ごしていれば良い感化となります。この感化力ですが、天印星は十二大従星中で最大です。
天印星(女性の場合)
養子に向く→良い養子になれる
天印星は養子の星です。夫の家に嫁いでもその家の人間になりきれます。結婚すると、生家のことよりも配偶者の実家の世話を焼くようになりやすいです。
また、その家のために尽くすようになります。長男の嫁に向いています。婿養子をもらうことができます。ただし、その婿に後を継がせる必要があります。もし本人が実家の跡継ぎになってしまうと、家系の中に問題が出るか、家系の中に犠牲者が出るか、家運が衰退するかのいずれかになります。
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