天中殺:生年中殺

2020年1月3日

生年中殺について

宿命天中殺の中からまずは、生年中殺について取り上げます。

生年中殺は字の如く、年干支が中殺されているものを言います。以下に例を示します。以下の人は,子丑天中殺を持っています。年支に丑があり,この人は年支が中殺されています。

生年中殺の例
子丑天中殺で年支の丑が中殺されている

算命学において、年干支は親の場所ですから、親が中殺されていることになります。親は自分を生んでくれた人です。親は自分より過去に生まれた人です。自分を生んでくれた人が中殺を受けているということは、過去とのつながりがないような現象を引き起こします。それは、親子との間での意思の疎通や交流がうまくいかないことを意味します。

親からすると、まともに子育てをしているつもりになっても、子供の立場からするとまるで他人に育てられているような感覚を覚えます。結果として、両親は何を考えている子供なのか理解に苦しむようになります。そして子供の教育で悩むこととなります。この作用が子供にも影響を与え、子供から見ると親を理解することができなくなります。

生年中殺を持つ人は一人で生きて行く力がある
生年中殺を持つ人は一人で生きて行く力がある

また、中殺されているということは、縁が薄いということを意味します。親に頼ることはできません。また、頼るべきでもありません。別な言い方をすると、この人は親を頼らなくても生きていけるのです。

両親縁の薄さは、若年時において両親または片親と生別または死別しやすくなります。この人は両親の恩恵を受けにくく、親が単身赴任をしたり、両親が離婚したり、本人が生家を離れるような状況が発生します。このように、両親との縁が薄くなることがこの人の精神練磨に役立つことになります。しかし、これは宿命通りと言えます。

生年とは親の場所だけではなく、目上や上司・先輩の意味も持ちます。したがって、これらの人達の恩恵も受けにくくなります。会社や組織においては、上司から見ると扱いにくい部下として映りますが、上司はその人の自主性を重んじてあげることによって、かえって扱いやすい状態にすることができます。

一方、部下の視点から見ると、上司の恩恵を受けるためには、精神性の向上が必要となります。精神練磨をすることによって、生年中殺がない人以上に恩恵を受けることができます。

生年中殺の人は、守備と知恵の発揮に異常な状態を作ります。生年中殺は年干支が中殺されているのであり、これは人体図になおすと守備本能と習得本能の場所です。従って、これらの場所(守備本能と習得本能 )が中殺されていることとなります。守備については、守ることにだらしなくなるか、または強くなるかのどちらかの状態になります。知恵についても同様です。しかしながら、無心の状態になることによって強い守備と高い知能を発揮することができます。

生年中殺を持つ人の生き方

算命学における生年中殺を持つ人の生き方
生年中殺を持つ人はどう生きたら良いのか

生年中殺を持つ人はどの様に生きたら良いのでしょうか?

生年中殺を持つ人は、親と縁が薄いわけですから親元に居てはいけません。算命学では、出来るだけ早く親元から離れて暮らすのが良いと考えます。即ち、親に頼って生きてはいけないのです。裏を返すと、生年中殺を持つ人は、親に頼らなくても立派に生きていけるということです。そうでない場合は、以下のような代替案もあります。生年中殺を持つ人は、以下のいずれかを選ぶ必要があります。どこかに必ず犠牲を出す必要があります。

  • 両親が離婚すること
  • 父か母が早死にする
  • 親の仕事が下降する
  • 親が病弱
  • 本人が死ぬ
  • 本人の仕事または結婚または財のいずれかが駄目になる

生月中殺について解説しました。こちらも併せてご覧ください。

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