算命学:十二大従星の冲動と陰転
算命学:十二大従星の冲動
位相法:冲動法のところで、冲動とは、十二支盤の正反対に位置する十二支の組み合わせです、とやりました。
十二大従星にも冲動があります。
十二大従星の冲動の組み合わせ
以下の6つが十二大従星が冲動となる組み合わせです。
- 天将星 ― 天報星
- 天禄星 ― 天馳星
- 天南星 ― 天庫星
- 天貴星 ― 天胡星
- 天堂星 ― 天印星
- 天恍星 ― 天極星
冲動となる組み合わせは、十二大従星の裏表となる関係性の星の組み合わせとなります。
表の星を消化していないと、裏側の星の性質が表面化してきます。これを陰転といいます。表の星本来の性質が出ている状態を陽転と言います。本記事では主に、各十二大従星の陰転について概要を述べます。
天将星 ― 天報星
天将星の陰転
- きまぐれである
- 何事も長続きがしない
- 我慢のできない人
天報星の陰転
- 周りからわがままに見られる
- 威張っている
- 傲慢、自分の価値観だけで物事を判断する
天禄星 ― 天馳星
天禄星の陰転
- 冷酷な人
- 現実逃避をする
- 経験が乏しいと陰転しやすい
天馳星の陰転
- お金に汚い
- 現実に固執する
天南星 ― 天庫星
天南星の陰転
- 腰が重い
- いつもぐずぐずしている
- 若さがなくなる
天庫星の陰転
- 思いつきで行動する
- 無茶なことをやって失敗する
- 跡継ぎの役目を果たさないか、または家系が崩壊していると陰転しやすい
天貴星 ― 天胡星
天貴星の陰転
- 直感力に頼ろうとする(あの人は良い人とか悪い人と決めつけたりする)
- 本来、天貴星は感はあまり良くない
天胡星の陰転
- 嘘つきである(見栄っ張り)
- 知ったかぶりをする
- 自殺あるいは他殺(相手に思い知らせてやりたいという思い)
- 天胡星の陰転は恐い
天堂星 ― 天印星
天堂星の陰転
- 人に頼る、甘える
- 助けてもらって当然という思いを抱く(十二大従星のなかで最も反省がない)
- 現実、精神どちらに偏っても陰転する
天印星の陰転
- 陰気で活気がない
- 元気なときは出しゃばりでおせっかい
- 口うるさい、愚痴ばかりを言う
- 何事につけても欲が強すぎると陰転する
- 周りから嫌われる
- 仕事も成功しない
天恍星 ― 天極星
天恍星の陰転
- 内向的で明るさが表面に出なくなる。根暗。
- 周りから認めてもらえない人になる(実力があったとしても)
- 親離れができないと陰転する
- マザコン
天極星の陰転
- 外面は明、内面は暗
- 本音と建前が異なる人。表面ではいい顔をして影で相手の悪口を言う
- 天極星の陰転はタチが悪い。これは結局自分に返ってくるようになる
十二大従星の冲動(まとめ)

陽転・陰転はしっ放しということはありません。陽転したり陰転したりを繰り返しています。しかし、初年・中年・晩年三つのうち完全に陰転すると死にます。十二大従星は誰でも三つ持っています。あなたはその十二大従星の質を持っているのです。陽転と陰転の質を理解しておくことは大事だと思います。
十二大従星についての解説はこちらから。
天報星│天印星│天貴星│天恍星│天南星│天禄星│天将星│天堂星│天胡星│天極星│天庫星│天馳星
十二大従星は二つ・三つ組み合わさると性質が変化します。十二大従星の二連変化法です。
あなただけの100年分の位相法表を作成しておくことをおすすめします。
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十二大従星に冲動があるとは知りませんでした。とてもためになります。これからも更新よろしくお願いします。
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