算命学:十干の理解
もくじ
算命学における十干の理解
算命学では十干・十二支が使用されており,非常に重要な役割を持っています。干支と算命学は切っても切れない存在となっており,理解が不可欠です。
十干には以下の十種類があります。
- 甲
- 乙
- 丙
- 丁
- 戊
- 己
- 庚
- 辛
- 壬
- 癸
各十干にはその干を象徴するようなイメージが割り当てられています。いずれも自然界に存在し,目に見えるものです。干の性質や特徴を覚えるには,そのイメージで把握するのが良いでしょう。以下では,各干の象徴となるものを示してみます。
十干の象徴
甲(陽木性)

甲は陽木性。樹木を表します。天へ向かって一直線に伸びます。「直」と表されます。
乙(陰木性)

乙は陰木性。草木。樹木と違って風に吹かれてなびくのが特徴。柔軟性を持っています。
丙(陽火性)

丙は陽火性。太陽です。力強く輝きを放つ暑い太陽です。明るくそして暖かさを持っています。
丁(陰火性)

丁は陰火性。灯火です。太陽と比較し弱い力ながらも,暗闇を照らします。
戊 (陽土性)

戊は陽土性。山・山岳です。しっかりと大地に座しています。
己 (陰土性)

己は陰土性。田園・畑です。広くどこまでも続く大地です。
庚 (陽金性)

庚は陽金性。刀・岩です。鋭さを持っています。
辛 (陰金性)

辛は陰金性。宝石です。キラキラと光り輝き美しいです。
壬 (陽水性)

壬は陽水性。広大な海です。一箇所に留まること無くゆらゆらと動き続けています。
癸 (陰水性)

癸は陰水性。雨です。
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