位相法:支合法
支合法とは
算命学位相法(合法)のひとつに支合法があります。「十二支が合わさる」と書いて支合です。干合法が十干の組み合わせだったのに対し、支合は十二支の組み合わせです。
十二支盤を地球に見立てて地軸(下図の灰色線)を軸に自転(回転)させると、同じ空間を通る組み合わせが6つできます。この組み合わせが、支合法における十二支の組み合わせになります(下図の黄色線で結ばれた十二支同士)。

支合法の組み合わせ
従って、支合法の組み合わせは以下の6つです。
- 子丑 支合
- 亥寅 支合
- 戌卯 支合
- 酉辰 支合
- 申巳 支合
- 未午 支合
支合変化と決定方法
各十二支は支合によりくっつくと、ひとつの共通する性質に変化をします。これを支合変化と言います。支合変化は二つの共通性あるいは特性により決定されます。
- 同じ季節かどうか
- 共通干(二十八元の共通する干があるかどうか)
子丑支合(水性変化)
- 子:--癸
- 丑:癸辛巳
癸が共通干です。子も丑も互いに冬の十二支です。冬は水性の旺地です。水を含む十二支同士が合体するので、水の力はさらに強まることになります。
亥寅支合(木性変化)
- 亥:甲-壬
- 寅:戊丙甲
亥も寅も甲を共通干として持っています。木性に変化します。
戌卯支合
- 戌:辛丁戊
- 卯:--乙
戌と卯の間には共通干はありません。共通干がない場合は、本元に注目します。木剋土と、乙が戊を剋しています。相克する場合は、剋すほうを取ります。したがって、木性です。原則として、木性に変化します。ただし、宿命内に土性が多い場合は土性に変化をします。
酉辰支合
- 酉:--辛
- 辰:乙癸戊
酉と辰の間には共通干はありません。前述同様に本元に注目します。土相金と、戊が辛を生じています。相生の場合は、生じられる方を取ります。したがって、金性です。原則として、金性に変化します。ただし、宿命に土性が多い場合は土性に変化をします。
申巳支合
- 申:戊壬庚
- 巳:戊庚丙
戊と庚が共通干としてあります。金性に変化します。二十八元の中では本元が強いです。従って、戊ではなく庚を取るのです。戊もたしかに共通干ですが、初元であり、初元は弱いのです。
午未支合
- 午:己-丁
- 未:丁乙己
午も未も夏の十二支です。火性に変化します。ただし、宿命に土性が多い場合は土性に変化をします。
後天運における支合成立
たとえ宿命に支合がない場合でも、後天運で回ってきた際に支合が成立する場合もありますので、注意が必要です。
日々の日常の中で位相法を意識して過ごすと新たな気付きがあります。位相法早見表を手元に置いておくととても便利です。 位相法早見表を使って,自分の宿命で成立する位相法を確認する癖をつけるといいですね。
あなただけの100年分の位相法表を作成しておくことをおすすめします。
後天運(大運)については以下をご参照ください。
天干が相剋で地支が冲動の干支の組み合わせを天剋地冲といいます。
位相法の基本および他の位相法については,以下も参照ください。
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