【算命学】十大主星と人体図の出し方
表を使わない十大主星の出し方はこちらから。
十大主星と人体図の出し方
算命学における十大主星の出し方・人体図の出し方について解説をしてみようと思います。以下の手順に沿って進めていけば,誰でも十大主星の出し方が分かります。ぜひ最後まで読み進めてみてください。
算命学において十大主星・人体図を出すにあたって,予め陰占を算出しておく必要があります。今回は,陰占は既に算出済みとして以下のような陰占を例としてみます。二十八元も忘れずにすべて書き出しておきます。

まず,十二支に蔵干されている十干を決めます。この人は1962年10月12日生まれです。1962年10月の節入日は,9日です。10月9日から10月がはじまります。二十八元の右脇にある数字は,節入日からの日数になります。
二十八元を決定します。年干支を例に見てみます。年支の寅には,戊・丙・甲が蔵干されています。それぞれ初元・中元・本元と言います。このうちの何れかが人体図に星となって現れてきます。
※各十二支の二十八元はこちら。
節入日からこの人の生年月日までの日数を数えます。10/9→10/10→10/11→10/12となり,4日間です。年干支を例にすると,
- 節入日から7日目までは初元の戊になります。
- その次の7日目までは中元の丙になります。
- その翌日から節明けまでは本元の甲になります。
これを纏めると以下のようになります。つまり,10月12日生まれのこの人の場合は初元の戊となります。分かるでしょうか。

- 10月18日生まれだったとしたら、中元の丙になります。
- 10月23日生まれだったとしたら、本元の甲になります。
このように,生年月日がその月の節入日から何日目なのかによって,初元・中元・本元が変わります。数え方に間違いがないか注意しましょう。
この要領で月支・日支についても二十八元を算出します。二十八元を算出した陰占は,以下のようになります。ここでは,便宜的に陰占に番号とアルファベットを振っておきます。

赤い丸がこの人の二十八元になります。この人の場合では,すべて初元になりました。
- 年:戊
- 月:辛
- 日:丁
陰占を陽占(人体図)に直す
二十八元が判明したら,この陰占を陽占(人体図)に直していきます。説明のため便宜的に,陽占(人体図)の各場所に以下のように符号を付けておきます。上図の陰占に付した番号と対応します。

十大主星の出し方
十大主星を出すには十大主星表を用います。基本的な出し方として,日干を基準に他の干を見ます。
北の方角である「①」を出してみましょう。この例の場合,日干は癸です。まず,日干の列から日干(癸)を探します。癸を見つけたら次に,そこから下り壬を見つけます。そこから右に戻ると「石門星」となります。これが十大主星表による十大主星の出し方です。

上記の方法で各番号の十大主星を算出すると,以下のようになります。
- ①:癸 → 壬:石門星
- ②:癸 → 庚:玉堂星
- ③:癸 → 戊:牽牛星
- ④:癸 → 辛:龍高星
- ⑤:癸 → 丁:禄存星
となります。
十二大従星の出し方
算命学における十二大従星も十大主星の場合と同様の方法で算出します。十二大従星の算出には,十二大従星表を用います。十大主星のときと同じように,日干を基準に十二支を見ます。陰占にa・b・cと付した部分です。この人の場合は,年支:寅・月支:戌・日支:未 です。
- a:癸 → 寅:天恍星
- b:癸 → 戌:天堂星
- c:癸 → 未:天庫星
となります。
これを各番号とアルファベットの場所に当てはめると,最終的に以下のような人体図が完成します。

以上で完成です。
宿命の算出方法についてはこちらでも解説しています。
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とても分かりやすく纏めて頂いて助かっています。占いばばあさんの説明は分かりやすいので、いつもこのブログを見ています。これからもよろしくお願い致します。
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