【特殊五局】八相局
もくじ
八相局(はっそうきょく)

八相局は特殊五局と言われます。算命学の理論です(時折り「四柱推命 八相局」のキーワードで来られる方がいますが、四柱推命のものは誤りです)。人体図の五星がすべて比和になるものを言います。八相局には以下の五つがあります。
- 刧局(木)
- 食局(火)
- 財局(土)
- 官局(金)
- 印局(水)
八相局を持つ人はスケールが非常に大きい人となります。身弱の人であっても身強とみなします。狭い場所や考えで落ち着くことなく、祖国を離れた方が成功しやすいです。
人体図で五星揃うものを八相局といいます。陰陽が混ざっていても可です。五星ではなく四星揃う場合も準じますが、四星の場合は五星揃っている場合と比べてその意味合いがやや落ちます。三星の場合も同様に準じますが、五星揃う場合と比較して、その意味は半分くらいとなります。
刧局(ごうきょく)

刧局は、人体図が貫索星・石門星のみのものを言います。
五つある八相局の中で、八相局の意味合いが最も強く出ます。スケールが最も大きい、一方で純粋性が最も乏しい。たくましい性格を持つが、悪く言えば腹黒い部分がある。組織や集団などで黒幕的存在となる。表面的には社交性があり、人付き合いが上手である。型にはめられたり縛り付けられて育つと伸びない。
食局(しょっきょく)

食局は、人体図が鳳閣星・調舒星のみのものを言います。
八相局の中で最も知能指数が高い。このことより、向いている職業はひどく限定的であり、もっとも向く職業は哲学者である。芸術家などでも良い。食局を持つ者は探究心が強く神経が細かい。自分のことを他人に話すことがない。しかし性格が暗いというわけではない。一生働かなくても食べるのには困ることはない。
財局(ざいきょく)

財局は、人体図が禄存星・司禄星のみのものを言います。
八相局の中で八相局の意味合いが最も小さく出る。男性の場合、女性に非常にモテる傾向がある。女性一人ではおさまりきらず複数の女性との関係を持つ場合が多い。しかしその事によるトラブルは意外なほど少ない。女性の場合、男性関係の乱れはかなり激しいものとなる。男女ともに財運が強く、常に財がついてまわる。財やお金に対する執着心があるというわけではなく、自然と財運が上がっていく。逆に、信念を持って財を得ようとすると上手くいかない。
官局(かんきょく)

官局は、人体図が車騎星・牽牛星のみのものを言います。
八相局の中で家系の因縁が最も強い。家系の幅の両極端のところで生まれやすい傾向がある。したがって、官局の人は非常に上流の家に生まれるか逆に下流の家に生まれるかのいずれかとなりやすい。先祖は非常に格式の高い家系であり、本人の性格はおおらかである。女性は、男性にモテやすく男性関係も多くなりやすいが、トラブルは少ない。
印局(いんきょく)

印局は、人体図が龍高星・玉堂星のみのものを言います。
刧局の次に八相局の意味合いが強い局である。非常に頭脳優秀で新しいことをやらせると見事な成果を生む。しかし、性格は暗く、八相局中で一番の秘密主義者である。先祖の恩恵を最も強く受ける。
局法:幸運十種についても解説しました。人体図から特徴を読み取ります。
凶運十種についてはこちら。
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