算命学:表干支と裏干支

2019年5月2日

表干支

「干支」とは字の如く、十干と十二支の組み合わせです。

十干には陽干と陰干があります。十二支にも陽支と陰支があります。表干支は陽干と陽支・陰干と陰支の組み合わせで成立しています。これをいわゆる表干支と言います。我々が算命学で普段用いる六十花甲子は表干支を使用しています。

六十花甲子は陽と陽、陰と陰同士の組み合わせの干支たちなのです。

裏干支について

乙戌乙申乙午乙辰乙寅乙子東方
甲亥甲酉甲未甲巳甲卯甲丑
丁戌丁申丁午丁辰丁寅丁子南方
丙亥丙酉丙未丙巳丙卯丙丑
己戌己申己午己辰己寅己子中央
戊亥戊酉戊未戊巳戊卯戊丑
辛戌辛申辛午辛辰辛寅辛子西方
庚亥庚酉庚未庚巳庚卯庚丑
癸戌癸申癸午癸辰癸寅癸子北方
壬亥壬酉壬未壬巳壬卯壬丑

表干支に対して、裏干支というものがあります。裏干支は、陽干と陰支・陰干と陽支の組み合わせのもの。

通常、あまり目にすることはないかもしれません。

裏干支;東方配置を例に

裏干支の東方配置図

上図の東方配置図(甲・乙)を例に裏干支を見てみます(陽を+、陰を―と表記します)。

  • 甲:東方陽十干
  • 乙:東方陰十干

甲・乙のそれぞれに対して十二支が組み合わさります。「裏干支は、陽干と陰支・陰干と陽支の組み合わせ」でした。

  • 甲(+)に対する裏干支は、甲丑・甲卯・甲巳・甲未・甲酉・甲亥
  • 乙(―)に対する裏干支は、乙子・乙寅・乙辰・乙午・乙申・乙戌

となります。

これが、すべての十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)に対してありますので、裏干支は合計60種類です。表干支も同様に60種類です。すべて合わせると120種類となります。

静動論概略

静の状態
静の状態
動の状態
動の状態
  • 静:陰陽が一体となり、バランスの取れた中庸の状態
  • 動:気(エネルギー)が一方に偏し、偏った状態

表干支(≒六十花甲子)は暦に使用されており、暦に使用するということは時間を表す必要があります。時間は動です。十干単体や十二支単体では、静でしかなく動の要素は持っていません。即ち、時間の経過(動)を表すことができません。これに対して、十干と十二支を組み合わせることで動を表現することができます。そして、十干と十二支の組み合わせで動を表すには、陽と陽または陰と陰を組み合わせなければなりません。陽と陽または陰と陰でなければ動とならないからです。陽と陽または陰と陰が組み合わさることで偏りが生じ、中庸が崩れ動となります。

陽と陰または陰と陽の組み合わせでは、その組み合わせは静となり時間を表すことができません。時間を表すことができない以上、それは暦には用いることができず、その結果暦の世界では裏干支は日の目を見ることはありません。これがあまり知られていない所以でしょうか。

六十花甲子の記事についても参照ください。

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