十大主星:禄存星・司禄星

2019年5月2日

十大主星:禄存星(ろくぞんせい)

禄存星は魅力本能の陽土性です。

禄存星は、日干が剋す干を見て表出されます。日干が剋す干が日干と同じ陰陽である必要があります。たとえば、丙から庚を見て表出される星です。丙(陽火性)→庚(陽金性)です。

剋すことは相剋であり、日干から見れば奪う状態であり、剋される方から見れば奪われる状態となります。相手の気を奪うことは、相手を魅了するということです。したがって、禄存星は魅力本能の陽となります。

魅力本能の魅力とは、相手を引きつける力であり引力です。このことから、引力の本能と言われることもあります。魅力本能の陽である禄存星はダイナミックで派手な魅力です。愛情の表現が最高です。その愛情の中には相手に尽くす奉仕の精神があります。そのため、禄存星には愛・愛情・奉仕の意味があります。禄存星の愛は普遍的な愛情です。普遍的とは、特定な人ばかりではなく、多くの人を同時に愛せることになります。このため、節操のない人に見られる傾向がありますが、そうではなく愛情の範囲が大きいため容易に理解されないのです。反面、愛情に区別がないともとられ、愛情の深さにかける欠点も見せます。

両親の愛情のうち、父性愛を陽とし、母性愛を陰とすると、禄存星は父性愛に相当します。父性愛は特定の枠に縛られない広大なものです。相手の心を奪い魅了することが形となって現れれば、それは財となります。このことより、禄存星には財運の意味があります。愛情が仕事や事業の面で発揮されれば、財運を生み出すことになります。そして、この財も陽的な動きをすることより、回転財となります。

禄存星は現実主義です。愛情が芽生えるまでは精神的なことですが、愛情を表現し、相手の心を動かす段階では現実的なことです。このため、禄存星は精神的なことや非現実的なことを理解するのが難しい傾向を持ちます。常に現実に立脚した考え方をします。

禄存星は医学・薬学・教育などの分野において愛情や奉仕の精神を発揮します。

禄存星のまとめ

  • 人物:父・愛人
  • 色:黄
  • 性情:愛情・奉仕・経済性・回転財・無節操・現実的・利己的
  • 状態:瞬間における満足
  • 方向:中央
  • 本質:現実性
  • 好期:平和・安定期

十大主星:司禄星(しろくせい)

司禄星は魅力本能の陰土性です。

司禄星は、日干が剋す干を見て表出されます。日干が剋す干が日干と異なる陰陽である必要があります。たとえば、丁から庚を見て表出される星です。丁(陰火性)→ 庚(陽金性)です。

司禄星は魅力本能が内攻的に作用します。魅力が内面へ内面へと入り蓄積していくのです。魅力本能が内攻していくと、愛情や奉仕・財が内面に蓄積されていきます。家庭は愛情や奉仕が蓄積されたものと考えます。蓄財や資本は財が蓄積したものです。このことより、司禄星には蓄財・家庭の意味があります。蓄積をするということは長い年月を要します。毎日の生活の積み重ねとなることより、そこに現れる性情は真面目・地味・落ち着きなどです。

家庭を支えるのは女性でありその役目は妻が果たします。このため、司禄星には妻・女性の意味があります。また、蓄財を成し得るとき信頼性が備わります。蓄積の良さが司禄星の特色とも言えます。この特色が出るまでには長い年月を要します。家庭・蓄財・信頼などは一朝一夕でできあがるものではありません。

司禄星は、禄存星と同じく現実面に強い星であり、精神面を理解することが難しい面を持ちます。努力を重ねることはどんなに辛くてもいとわない辛抱強さを持っています。決めたことは着実に実行に移していきます。精神面で動揺を起こしたときは対処する手段を失いただオロオロするだけです。

司禄星のまとめ

  • 人物:妻・女性
  • 色:黄
  • 性情:蓄財・家庭・蓄積・真面目・地味・辛抱強さ・堅実さ
  • 方向:中央
  • 本質:内剛・外柔
  • 時期:平和期・安定期

習得の星、龍高星・玉堂星もご参照ください。

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